解答
Q:サウナ・お風呂に入るとき、痛風予防に役立つ対策はどれでしょうか?
正解:
4.入る前・入っている途中・入った後に水分を補給する
サウナ・お風呂に入った影響で脱水状態になると、尿酸値が上昇しやすくなります。水分は、こまめに補給しましょう。また、水分は一度にたくさん飲んでも全て吸収されるわけではないので、その点でもこまめな水分補給は大切です。
解説
尿酸は、おもに排尿時・排便時(とくに排尿時)に排出されます。発汗時にも排泄されますが、その量はあまり多くないといわれています。サウナ・お風呂や激しい運動による多量の発汗で脱水状態におちいると、血管・血液の病気のリスクも上がります。
ちなみに、サウナ・お風呂の後のビールや、こってりして味の濃い「サウナ飯」を楽しみにしている人もいると思いますが、どちらも尿酸値にはあまり良い影響はありません。サウナ・お風呂後の食事にも気をつけるようにしてください。
【おすすめサイト】
- 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版 ダイジェスト・ポケット版
- 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版[2022年追補版]
- 高尿酸血症 e-ヘルスネット 厚生労働省
- 高尿酸血症の食事 e-ヘルスネット 厚生労働省
- アルコールと高尿酸血症・痛風 e-ヘルスネット 厚生労働省
- 高尿酸血症/痛風 日本生活習慣病予防協会
- 痛風 日本リウマチ学会
- 症状と温泉入浴法 6.痛風、高尿酸症 日本健康開発財団
- 尿酸値高めの人が痛風予防で運動をするときの注意点
- 痛風発作はどのくらい続くの?発作が起こる原因は?
- 痛風になったらアルコールはダメ?ビールじゃなければ大丈夫?
- 温泉が健康に良い理由と正しい温泉の入り方とは?
- 温泉療法にはどんな効果があるの?
- 美肌の湯はアルカリ性単純温泉だけじゃない|おすすめの温泉・入浴剤とスキンケアのポイントとは
コメント