植物雑学クイズ「ムラサキシキブ(紫式部)の由来・歴史」

植物雑学クイズ ムラサキシキブの学名「カリカルパ・ヤポニカ」の「カリカルパ」の由来は? 雑学
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解答

Q:ムラサキシキブの学名「カリカルパ・ヤポニカ」の「カリカルパ」には、どのような意味・由来があるでしょうか?

正解:
c.美しい果実

スウェーデンの植物学者のカール・ツンベルクが、ギリシャ語で「美しい」という意味を持つ「カロス」と実・果実の意味を持つ「カルポス」を組み合わせてつけたといわれています。

解説

カール・ツンベルクは、分類学の父と呼ばれるカール・フォン・リンネの弟子であり、江戸時代の日本に滞在し、日本の植物に関する論文を多く発表したといわれています。カール・ツンベルクが日本で採集した植物の標本は、現在もスウェーデンのウプサラ大学に保存されているそうです。

ムラサキシキブがこの名前に変わる前には、タマムラサキ(玉紫)・ミムラサキ(実紫)と呼ばれていたそうです。また、ムラサキシキブには、シロシキブ・オオムラサキシキブ・コムラサキなどの変異種・近隣種が多く、区別が難しい植物です。

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