解答
Q:次のうち、偽痛風の説明として適しているものはどれでしょうか?
正解:
1.偽痛風は、痛風とは違い食生活の見直しをあまり必要としない
偽痛風は、痛風のように代謝に異常が起こる病気ではないため、基本的には食生活を見直すなどの食事療法の必要はないといわれています。偽痛風の治療は、痛みへの対症療法が中心になります。
解説
偽痛風は、若い人よりも高齢者の発症が多く、膝・肩・手・足などの大きな関節に起こります。膝や肩の痛みは身近な症状のため、湿布薬・鎮痛薬などでやり過ごす人もいると思いますが、変形性関節症と合併して変形が進むと人工関節などが必要になる場合もあります。
関節に痛みがある場合は、早めに医療機関を受診して痛みの原因を調べてもらうことをおすすめします。とくに、何度も繰り返している場合は、早めに受診してください。
【おすすめサイト】
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- 高尿酸血症 e-ヘルスネット 厚生労働省
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