偽痛風とは、ピロリン酸カルシウムが関節・組織に沈着することで発症する病気で、ピロリン酸カルシウム結晶沈着症ともいいます。症状が痛風と似ているため偽痛風と呼ばれていますが、痛風の原因物質が尿酸であるのに対し、偽痛風の原因物質はピロリン酸カルシウムであるという違いがあります。今回は、痛風に似た症状が現れる偽痛風についてのクイズです。
痛風と偽痛風
問題
偽痛風を発症すると、膝・肩・手・足などの関節にはげしい痛みが起こり、腫れや赤みが現れます。痛風と同様に、数日から数週間すると痛みは自然に治まります。痛風では足の親指の付け根が好発部位になりますが、偽痛風では膝関節が好発部位になります。
問題:
このように、痛風と偽痛風には、共通点・相違点があります。次のうち、偽痛風の説明として適しているものはどれでしょうか?
1.偽痛風は、痛風とは違い食生活の見直しをあまり必要としない
2.偽痛風は、痛風と同じように食生活の見直しが必要である
3.偽痛風は、痛風と同じように女性では起こりにくい
4.偽痛風は、痛風とは違い患部の安静はあまり必要としない
[解答・解説は次ページで]
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