解答
Q:「寂しさに やどを立ちいでてながむれば いづくも同じ〇の夕暮」〇に入る言葉は?
正解:
c.秋
寂しさに やどを立ちいでてながむれば いづくも同じ秋の夕暮
解説
「寂しさを感じて庵から出て外を眺めてみると、どこでも同じく寂しげな秋の夕暮れの風景が広がっているよ」と、孤独を感じている様子が伝わってくる歌です。昔も今も、秋はどこか寂しげな季節という認識があるのが興味深いですね。
「宿」というのは現代の旅館やホテルのことではなく、作者である良暹法師の住まいを指します。比叡山での修行のあとに構えた住まいでしたが、ひとり住まいは寂しさが募って仕方がなかったのかもしれません。
コメント