解答
Q:「〇の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ」〇に入る言葉は?
正解:
a.春
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
解説
あしらい上手な女性が詠んだ歌で「短い春の夜の夢のような手枕のせいで、いわれのない浮き名が流れてしまうのが口惜しいものですよ」と、男性のちょっかいをかわしています。
作者の周防内侍が夜更かしをして眠くなり「枕が欲しいわ」と言ったところ、それを聞いた男性が御簾の下から「私を腕枕にどうぞ」とお誘いをしてきたので、周防内侍が知的にお断りをした……というのが歌の背景です。
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