解答
Q:「〇〇わび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそ惜しけれ」〇〇に入る言葉は?
正解:
c.恨み
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそ惜しけれ
解説
「恨む気力もなくなってきて、涙にぬれて乾かない袖だってまだここに朽ちずに残っているのに、この恋のせいで朽ちて消えていってしまう私の評判が悔しいものです」と、恋をきっかけに人生もうまく行かなくなりつつある状況を表現しています。
人が集まって恋をテーマにした和歌を作るとき、作者の相模という女性が詠んだ歌です。実体験なのかは本人のみぞ知るともいえますが、恋愛は人生に良い影響を与えることも悪い影響を与えることもあるのは、昔も今も同じことが伝わってきます。
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