解答
Q:「〇〇のとを 渡る舟人 かぢを絶え 行くへも知らぬ 恋の道かな」〇〇に入る言葉は?
正解:
c.由良
由良(ゆら)のとを 渡る舟人 かぢを絶え 行くへも知らぬ 恋の道かな
解説
「由良のと」とは「由良川の河口」を指すと考えられており、「由良の河口を渡る舟人が梶(かじ)をなくしてさまようように、行先がわからない私の恋の道だなぁ」という歌です。
この歌は、関連の深い語句を用いる「縁語」というテクニックがちりばめられています。「と(門)」「渡る」「行くへ」「道」のように、関連し合っており歌にまとまりと深みが出ています。こうしたテクニックが発揮されているのも百人一首の魅力のひとつですね。
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