解答
Q:「天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 〇〇〇の姿 しばしとどめむ」〇〇〇に入る言葉は?
正解:
c.をとめ
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
解説
「天に吹く風よ、天と地を結ぶ雲の通り道を吹き閉ざしておくれ。美しく舞う天女たち(乙女たち)の姿をもうしばらく地上にとどめておきたいのだ」という和歌です。
新嘗祭で美しい乙女たちが「五節の舞」を踊るという習わしがあります。作者の僧正遍昭は乙女たちの姿を天女にたとえながら、この光景をまだ見ていたいという気持ちを歌にしたためました。美しい光景を、美しい比喩で詠んだ素敵な和歌ですね。
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